Let‘s go for a jog!
長い夏がやっと終わったら、直ぐ冬になってしまいました。秋はもう終わります。
ランニングやジョギングは健康に良いというのは、世間では何となく正解だと認識されています。北本の北里大学メディカルセンターに勤めていた時に、職場のスタッフや先生と一緒にハーフマラソン大会に参加した事があります。その時は、10km過ぎた辺りで、膝に激痛が走り、完走はしたものの、最後はあるいてのゴールだった様な思い出があります。
免疫力アップ、ダイエット目的、高脂血しょう、高血糖、高血圧の治療、これら生活習慣病の予防のために、運動は重要だとされていますが、走る事のメリットはこれら身体的な事に留まらず、メンタル面にとても良いのではないかと思います。
事実、ジョギングは脳の活動(精神)に大きな影響を与えています。走っている時、脳血流量が増え、主に前頭前野と海馬の代謝が活発になります。前頭前野は、意欲、行動、創造性を司り、海馬は記憶力に関わっているので、走る事によって記憶力が良くなり、集中力、判断力、行動力、やる気アップが期待できます。
ランニングを約20分続けると、エンドルフィン、ドーパミン、セロトニンなどの「幸福物質」の分泌が増加します。これらは気分を高揚させ、不安を和らげ、精神を安定させる効果があります。また、ストレスホルモンの分泌を調整し、ストレス耐性を高める効果も期待されます。
走っている時は不思議と頭の中が空っぽになっります。事実、走り始めには、失敗した事、喪失感、迷いや不安など様々なネガティブな考えが、最初に浮かんで来る時があります。
しかし、15分もすれば、いつのまにか、脳は悪い思考の繰り返しをやめてしまいます。
悩んでることや悲しい気分がそのまま1時間ずっと頭から離れないという状態にはなりません。走り終わった後は、いつも何か気持ちがスッキリして心が軽くなる感じがします。流れる汗と一緒に体の中の毒素が抜けた様な感覚です。科学的には脳が活性化するためと説明出来そうですが、この感覚はずっと感じていました。自分が走る理由は、実はこの事が一番大きい様に思います。
走れるうちは、走り続けようと思っています。 |
医院長 金子 功
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