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新型コロナウィルスワクチンの副作用について
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新型コロナワクチンの副反応

副作用は、ワクチン接種からの経過時間で分けて記載してみます。

 A:接種直後〜30分  →  アナフィラキシー
 B:数時間〜数日  →  局所の腫れ、痛み、発熱、頭痛
 C:数週間〜数ヶ月  →  神経麻痺(顔面、四肢)、脳炎
 D:数週間〜数年  →  抗体依存性感染増強(ADE)
 E:1年以上〜  →  遅発生の副反応

A:アナフィラキシーショック
接種直後から、めまい、嘔気、発疹、熱感、呼吸困難、などで発症。極めて重篤なアレルギー反応。頻度は20万人に1人。
→救急処置。

B:比較的よく見られる副反応(局所の腫脹、痛み、頭痛、倦怠感)
数日で自然回復する。→経過観察。

C:ギランバレー症候群
両側手足の力が入らない、手足のしびれ、顔が動かない、食事が飲み込めないなどの神経麻痺が起こる。→入院加療。
急性散在性脳脊髄炎
接種後数日から2週間以内の発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害で発症。
脳炎・脳症、脊髄炎、視神経炎
→入院加療。

D:抗体依存性感染増強(ADE)
感染やワクチン接種により、悪玉抗体が産生され、再感染の際に重篤な症状に進展する。
ADEは、今の所今回のワクチン接種により確認されていない。→現状では問題無いと思われる。

E:遅発生の副反応
新型コロナウィルスのスパイク蛋白の設計図であるm-RNA(ワクチン由来)が、人のDNAに入り込んでしまい、予想外の副反応が出る可能性。m-RNAワクチンを接種してから、まだ1年も経過していないので、今の段階ではまだ評価ができない状況です。
ただ、ワクチンのm-RNAは、接種後、数時間〜数日で分解されて身体の中残ることは無い事。さらにRNAからDNAを合成する逆転写は普通は起こらないので、可能性は限りなく低いと言われています。

接種可: 食品や経口薬や花粉や蜂、ラテックス等に対するアレルギーの既往。
接種禁忌
ポリエチレングリコール(PEG)アレルギーの有る方

ファイザー社の新型コロナワクチンを接種した後の、1回目と2回目の副反応の頻度(CDC. COVID-19 vaccine safety update.January 27, 2021)忽那賢志訳
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210221-00223746/


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